西表の自然情報

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ヤエヤマノボタン  アカハダノキ  ハカマカズラ
ヤエヤマノボタン(ノボタン科)  アカハダノキ(マメ科)   ハカマカズラ(マメ科)
川沿いなどに多い          〔タマザキゴウカン〕    海岸付近に多い
ノボタンに比べ花が小さく      八重山が北限       種子は硬くて黒く、
見逃すことが多い        赤くて大きな莢が螺旋状に  人気がある
日当たりのいい場所では   弾けるが、種子は糸状の紐で 
葉の中心に切れ込み
花の色は濃くなる         繋がっている不思議な  
があり、この名が付いた
 八重山固有種
          種子を着ける        ようだ (23日)


キンバト   ボチョウジ
 キンバト             ボチョウジ(アカネ科)
 クチバシとアシの赤が    花は小さく薄緑で 
 愛らしい小型のハト      全く目立たない
  南西諸島の夏鳥

ヤエヤマネムノキ   不明のヒルガオ  ワニグチモダマ
ヤエヤマネムノキ(マメ科)   名称不明のヒルガオ     ワニグチモダマ(マメ科)
砂浜や川岸に希に        花は夕顔程の大型だが、  海岸付近に生育
生育する内地のネムに     ロートの部分は短い      花の時期は特にない
比べれば貧弱な花       近くに、農園が有ったため、  実は花に比べて極端に
近年開発により減少      栽培種の可能性有り      少ない、トゲトゲの莢に
(22日)              新芽や葉は赤褐色で、    旧50円玉程の大きな
                   無毛、種子はできていない   マメを着ける
                   

フクギ  イジュ  ナリヤラン
フクギ(オトギリソウ科)   イジュ(ツバキ科)     ナリヤラン(ラン科)
防風林に植栽される
    沖縄の5月の花の定番  未耕作地や崖などに
成長は遅いが風に強い  去年の台風の影響か   自生する、地生ラン
山中から海岸まで      花は少ない         栽培は難しい 
見られる
            奄美、沖縄固有種   八重山を代表する花(21日) 


不明   アマミヒトツバハギ  ソウシジュ
種不明(11日)          アマミヒトツバハギ      ソウシジュ(マメ科)
カンコノキの仲間のようだが、   (トウダイグサ科)      帰化植物
図鑑からは探し出せない    海岸付近に生育する低木  防風林などに植栽され
同種と思われる木には                        野生化している
7月に白い卵形で2p位の
果実が成っていた


 マルヤマシュウカイドウ      ミズビワソウ     サクララン
マルヤマシュウカイドウ    ミズビワソウ        サクララン(ガガイモ科)
(シュウカイドウ科)      (イワタバコ科)       去年の台風のせいか
やや木立性で、        エヤマイワタバコ      今年は花が少ないように
花弁は薄いピンクを      西表が北限の低木    思う
帯びるものが多い
       川岸の水分の
八重山が北限         多い所を好む


ツルコウジ  マンリョウ  モクタチバナ
ヤブコウジ科の花(10日)
左から、ツルコウジ、マンリョウ、モクタチバナ
モクタチバナは川沿いの日当たりの良いところを好む傾向にある
良く似た、シシアクチとの間生も多い


リュウキュウガシワ    アカウミガメの卵
 リュウキュウガシワ        アカウミガメ?の卵
 (ガガイモ科)           海亀も産卵シーズンに入った卵の大きさから、   
   宮古島以南         アカウミガメだと思う
スジグロカバマダラの食草   ちなみに、沖縄では海亀の採取は元より産卵跡を
                   掘ることも許可が必要

                    違法者がいれば海上保安庁(118)に一報を


フジボグサ       ハマゴウ   イリオモテムラサキ
フジボグサ(マメ科)   ハマゴウ(クマツヅラ科)    イリオモテムラサキ
道路沿いなどの     砂浜に多い普通種        (クマツヅラ科)
荒れ地に生育する
    西表では他に、 海岸から   果実は小さく希にしか
               少し離れたところには      付かない
               ミツバハマゴウが見られる    八重山固有亜種            


イリオモテクマタケラン   ミフクラギ   ハウチワノキ
イリオモテクマタケラン      ミフクラギ (8日)→    ハウチワノキ
(ショウガ科)           
(キョウチクトウ科)      (ムクロジ科)
クマタケランとはかなり違う  オキナワキョウチクトウ     果実が扁平で
小さな花。八重山が北限   
海岸や川沿いなど湿地に多い 団扇のようなので
果実は赤く熟す
        果実は卵大で、赤紫色で、   名付けられたようだ
草丈は1m位          漂流し分布を広げる      島の北部の
果実の画像06年1月にリンク
 樹液が目に入ると腫れる  海岸付近に見られる
                   ことから、この名が付いた

トウツルモドキ  マルヤマカンコノキ  ヒサカキサザンカ
トウツルモドキ        マルヤマカンコノキ     ヒサカキサザンカ
(トウツルモドキ科)     (トウダイグサ科)       (ツバキ科)
籐に似ていることから   幹には気根状の突起が   沖永良部以南の
名付けられたようだ    あり雌花と雄花があるが    沖縄固有種 
葉の先端が巻きヒゲに  花弁はないようだ       川沿いやイタジイ林に 
なっている。果実は希に 果実は1p位で黒熟する  生育するが、数は少ない
結実し赤く色付く(4日)
    (7日)→         花はむしろ茶に似ている

 星砂   モロコシソウ   タイワンショウキラン
 星砂(有孔虫)原生動物    モロコシソウ         タイワンショウキラン
リーフ上の藻に絡まったりして  (サクラソウ科)(2日)      ラン科
生活している石灰質の殻を  海岸林の中に生育するが、  西表でも個体数は
持つアメーバ状の生き物で   この花は農道で見かけた   少ない
その生態はよく判っていない  道路に敷かれた珊瑚砂と 絶滅危惧種1A
大きく先の丸くなっているのは 共に持ち込まれたもの
通称太陽の砂と呼ばれるが  この草は蒸して乾燥し,
どちらも何種類かの総称    軒先につるし、
  (1日)
             虫除けにするという



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