西表の自然情報

    2006年 1 月

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  リュウキュウチシャノキの実 リュウキュウチシャノキ  シマソケイ
リュウキュウチシャノキ(ムラサキ科)          シマソケイ(キョウチクトウ科)
絶滅危惧種1B                         絶滅危惧種1B
海岸沿いの隆起珊瑚礁上で見かける            やっと見つかった。葉が、
八重山が北限で個体数は少ない              フクギに似て判りづらい
(31日)
                       花は枝の先で撮影ができない
                    花の盛りは夏場のようだが、年中咲いていそうだ、
                     この場所では6本見つかった。果実の様子や、
                     海岸沿いの林に生育する事から、ミフクラギ同様
                     漂着で殖えるようだ (30日)


オオムラサキシキブ   ナガミボチョウジ  マルミノボチョウジ
オオムラサキシキブ           ナガミボチョウジ  丸実のボチョウジ(仮称)
(クマツヅラ科)               
(アカネ科)       (アカネ科)
冬の風物詩の一つ           
この木は丸実タイプに ナガミボチョウジと
最近は人家での植栽は        
近く節間が短め     ボチョウジの間性種
減って余り見かけない         
(27日)           西表にはボチョウジに
                                            次いで多い (24日) 

アミガサギリ雄花  アミガサギリ両性株     ヤエヤマシキミ
アミガサギリ(トウダイグサ科)             ヤエヤマシキミ(モクレン科)
雌雄異株が基本のようだが、右の写真は       シキミと違い花や木に
真ん中に雌花を有する雌雄同株            香りは少ない
ちなみに左は雄株                    暖冬で例年よりやや早い開花
海岸付近に生育する。                  雌しべの形と、果実の形が
沖縄固有?                       同形はモクレン科の特徴(19日)   

ニンドウバヤドリギ  サキシマヒサカキ  ヤブツバキ
ニンドウバヤドリギ         サキシマヒサカキ? ヤブツバキ(ツバキ科)
(ビャクダン科)             (ツバキ科)    この冬は、12月に寒波が
準絶滅危惧種(19日)        西表では一般的な 来たが、全般には暖冬傾向
エゴノキによく寄生する        ヒサカキ       そのせいか今が盛り
もう花期は終わり頃                    西表の椿は侘び助椿位小さい
果実もふくらみ始めている
日本では八重山のみ

オキナワサルトリイバラ   コウトウエゴノキ   タカサゴサギソウ
オキナワサルトリイバラ   エゴノキ(エゴノキ科)     タカサゴサギソウ
  (ユリ科)          内地のエゴノキとは       (ラン科)(18日)
サルトリイバラに比べ、    花以外は違い         絶滅危惧種1B
葉は小型で実も小さく     シマエゴノキや       未耕作畑などの
数も少ない。          コウトウエゴノキとも    裸地に生育する
海岸付近では12月末に   呼ばれ花の開花と     小さなラン、色が薄い
花が見られることもある   葉の展開が、同時進行   緑のために
                     花の数も少なく開花に    注意しないと
                 時間差がある。        見つからない
                 西表では正月の花      春を告げる花
                 

イリオモテモリバッタ   クロミノオキナワスズメウリ   リュウキュウコスミレ
イリオモテモリバッタ   クロミノオキナワスズメウリ   リュウキュウコスミレ
島毎の固有種
          (ウリ科)                   (スミレ科)
近づいて見ると可成り   沖縄固有            風で花びらが痛んでいる
派手な色合いのバッタ  実の中はキュウリの       西表では一般種
こんなに目立って     ようです
天敵に襲われない?
  (13日)

ツグミ     イリオモテクマタケランの実
ツグミ (12日)        イリオモテクマタケランの実
この冬はツグミ類が少ない     (ショウガ科)
去年はシロハラは       国内では主に西表に  
いやという程来ていたし、   生育し、半日陰を好む
アカハラもよく見かけた。   クマタケランの名に反する
シマアカモズも秋には     5o程の小さな花を5月頃
見られたが、今は殆ど     咲かせる果実は赤く
見かけない。          ナンテンの実と酷似
サシバやチョウゲンボウも  茎は花期にはやや傾く
年々減少して、たまにしか  程度だが、果実の肥大共に
見かけなくなった。       下垂する  (10日)
地球規模で、自然が少なく
なって行くのは寂しい。
人間と自然の共生は空論に過ぎないことを人間はまだ理解してないのか?

ナガバイナモリの花 ナガバイナモリ  ヤンバルミョウガ
ナガバイナモリ(アカネ科)                     ヤンバルミョウガの実
サツマイナモリの沖縄亜種                      (ツユクサ科)
冬の渓流を代表する花。花期は春まで
                姿がヤマミョウガに
                                     似ているが、
                                     ツユクサの仲間で
                                     渓流沿いの湿った
                                     場所を好む、夏〜秋に
                                     3枚花弁で小さな
                                     目立たない花を付ける

ヤマビワソウ サカキカズラ オオハナサキガエルの卵
ヤマビワソウの実      サカキカズラ        オオハナサキガエルの卵
(イワタバコ科)        (キョウチクトウ科)    秋の北風が吹き始める
花は秋に目立たなく咲き  花の数に対して実の    頃から、産卵が始まり
いつも見逃してしまう    数は少ない。種子は    ますが、この時期ここでは
渓流の土手などの     タンポポの綿毛のような   毎年のように
湿ったところを好む     長い毛(5p程)で風に   集団産卵があります
西表はイワタバコ科は   乗って運ばれる         (8日)
比較的多い

ヤエヤマクロバイ  タブノキ  タイワンオガタマ
ヤエヤマクロバイ?      タブノキ(クスノキ科)    タイワンオガタマ
(ハイノキ科)          12月より咲き始めて     (モクレン科)
西表に、クロバイの仲間は  いますが、これからが   この時期香りの良い花を
3種あるようですが、      本番、新芽と共に     楽しませてくれます
名前はよくわかりません    開花します         ミカドアゲハの食草ですが
この種はいつも正月の                    幼虫を殆ど見ません
この時期に咲き始めます
                      蝶の方も最近は
                                   少なくなっています(3日)

アデク ヤエヤマジュウニヒトエ ハダカホウズキ シロダモ
  アデク      ヤエヤマジュウニヒトエ ハダカホウズキ      シロダモ
 (フトモモ科)      
(シソ科)        (ナス科)        (クスノキ科)
日本では数少ない   
花の色は白に   川沿いの湿った所を    果実は色付き
フトモモ科の木     近く目立たない  好む、後ろに見えるのは  始めたばかり 
新芽が動き                    熟した果実         なのにもう花
始めています                                   
季節です
タイワンオガタマやエゴノキの花も咲き始めています。
ヤツガシラ(野鳥)も来ています(2日)



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