西表の自然情報

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ヤンバルアワブキ  リュウキュウボタンヅル  ノボタン

ヤンバルアワブキ       リュウキュウボタンヅル   ノボタン(ノボタン科)
(アワブキ科)         (キンポウゲ科)        原野など日当たりの
4月といえばこの花も     葉がボタンに似た形から  良い深土が露出した  
代表格、例年より       この名がある海岸付近に  人手が加わった所に
開花は遅れ気味で、     多いように思う         
多いこの科の花は 
昨年の台風のせいか                      雄蕊が、特徴的で  
花も少なく寂しい
        (27日)            他の科にはなく、
                                   花は5月いっぱいが
                                   最盛期

タカサゴシラタマ   サカキ   ケナガエサカキ

タカサゴシラタマ      サカキ(ツバキ科)      ケナガエサカキ
(マタタビ科)        小さな花だが、花弁が    
(ツバキ科)
古い枝から花枝が    半透明で、蝋細工の     
八重山固有
出て開花する       ような質感で清楚な花、   
開花時がよく
果実は名の如く白で   この質感は好きです     
分からなかったが、
僅かに甘みがあるが                    
これが開花(左側)の 
可食できるか不明                      ようだ
花は小さくスズランに
似、雌しべの形も
愛らしい。

シマウリノキ   コウトウシラン   アオノクマタケラン

シマウリノキ          コウトウシラン(ラン科)  アオノクマタケラン
(ウリノキ科)           花は小さいが、       (ショウガ科)
葉はシマグワに         胡蝶蘭に負けない    林床に生育する
似るが、やや大きい      派手な色彩。       ハダカゲットウの
木は枝先が           林道沿いや川岸で    交配親と考えられる
垂れ下がるように
       見かける国内では    冬には赤い実を
広がる              八重山のみ生育     まばらに着ける

サキシマカナヘビ  イシガキトカゲ  オオハラビロトンボ

サキシマカナヘビ    イシガキトカゲ?         オオハラビロトンボ
最近見かけないと   20センチを超す大物       成熟すれば
思っていたら      キシノウエトカゲと         赤くなるようです 
やっと小ぶりのに 
  日向ぼっこをしていた       ミナミヤンマも見られ    
              春先と初冬に道路で       始めました(23日)
              日向ぼっこを
              よく見かける
八重山固有

コクテンギ   アデク   コミノクロツグ

 コクテンギ          アデク(フトモモ科)      コミノクロツグ(ヤシ科)
(ニシキギ科)         数少ないフトモモ科の     4月といえば
花弁の形が全て違い     自生種             アカショウビンの声と
子房などの形を        秋には黒い実を熟す     この花の香り
そのまま型ぞっている     (21日)            西表に住むことの
通常花弁は開花の                        幸を感じます(20日)     
時に膨張するので、                       実の大きいクロツグ
他の科では見られない                     見られますが、持ち
ようだ                               込まれ
可能性も
                                   あります。地元では
                                   マーニと呼ばれ、
                                   葉が利用されます

                                   
          
サンゴジュ   ギョクシンカ  ヤブニッケイ

サンゴジュ            ギョクシンカ(アカネ科)    ヤブニッケイ(クスノキ科)
(スイカズラ科)           川沿いなどの湿った     小さいが複雑な形の花
海岸に近い             ところを好む          シナモンとは近縁
山中に生育             白く清楚な花は
サンコウチョウの          毎年待ちわびるほど
声も聞こえ始めた


クサミズキ  リュウキュウコマツナギ  マルバチシャノキ

クサミズキ           リュウキュウコマツナギ     マルバチシャノキ
(クロタキカズラ科)        (マメ科)             (ムラサキ科)
薬用植物として、       染色材料として持ち込まれた  海岸付近の
栽培されているものも    可能性があるが、         隆起珊瑚礁上で
ある。花は小さくて      現在は使われない        見かける
目立たない          現在はリュウキュウアイ      果実は黄色く
                 (キツネノマゴ科)や        目立つが、花は
                 タイワンコマツナギ        直ぐに咲き終わり
                (マメ科)が使用される
      見つけにくい 


ナンバンギセル    ハダカゲットウ ゲットウ

白花ナンバンギセル     ハダカゲットウとゲットウ(ショウガ科)
(ハマウツボ科)       ハダカゲットウは現在環境省では
この個体は標準の     情報不足として種の確認ができていないが、
ものとの中間的な      私はゲットウとアオノクマタケランの雑種と
色彩で、白に近い      思われるこの花をハダカゲットウと
ものもある          考えていますゲットウは海岸付近や
西表ではススキ       人家の周りに見られハダカゲットウは
以外のイネ科植物
    それよりやや山手に生育しているところから、
にも寄生する         恐らく人間の持ち込んだゲットウにより
                 ハダカゲットウが生まれたものと
                 考えられますどちらも、ゲットウ臭があり、
                 同様に餅をくるんだりして用いられます
                 ゲットウの花が咲き始めると南風が吹き
                 始めさわやかな季節が訪れます(17日)


イボタクサギ   タカサゴコウゾリナ   シマアカモズ

イボタクサギ(クマツヅラ科)    タカサゴコウゾリナ     シマアカモズ幼鳥?
マングローブ後背林や         (キク科)         モズの仲間は秋と
海岸付近で普通に見られる    この仲間では最も      冬と春先の今時分
厳冬期以外は花が見られるが、 背が低く30p位までで、  多く見られる
春先には一斉に開花し始める  
全草柔らかな         アマサギもこれから   
蔓状に絡まって成長する。    微毛で覆われている      増える (9日)
花は香りがあり可愛いが、     (10日)
葉や茎には臭気があり、     
酷い名前が付けられている   
チョウゲンボウやサシバは見られなくなってきた

谷沿いではマーニ(クロツグの仲間)花の香りがする
 


イワサキクサゼミ       リュウキュウサンショウクイ

イワサキクサゼミ          リュウキュウサンショウクイ
日本では1番小さな蝉で、    山ではリュウキュウキビタキや
1p強しかない、          リュウキュウアカショウビンなどの
今年は西表では少ないのか   夏鳥の鳴き声がよく聞かれるように
遅れていて、梢の方で         なった(6日)
鳴き声はするが、草むらでは
未だ余り見られない
3月末から盛んに
鳴き声が聞かれる年もあるが、
4月が本番



カカツガユ  センリョウ  テリバザンショウ

カカツガユ(クワ科)     センリョウ(センリョウ科)   テリバザンショウ
半蔓性で、          花には花弁も萼もない     (ミカン科)
果実はオレンジ色に     とのこと            
蔓性で棘が多い
熟し食用になるようだ
                     アゲハチョウの仲間
                                  主にシロオビアゲハの
                                   食草

モッコク  ヤマヒハツ
モッコク(ツバキ科)       ヤマヒハツ(トウダイグサ科)雄花
随分開花までに          川沿いなどに生育、果実は黒
時間があった
セマルハコガメ    ナガバコウゾリナ ナガバコウゾリナ

セマルハコガメの         ナガバコウゾリナ(キク科)??
仔亀の死体            この仲間はよく分からない
この時期から仔亀の       川沿いに生育し背丈を超える高さになる
孵化が始まり、           (3日)
受難の時、山猫、
カンムリワシ、烏などが襲う


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