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11月23日に
灰谷健次郎氏が亡くなった

20年程前にNHKの婦人百科か何かで
見て、本を読みあさったものだ
それまで、小説の類は「青年は荒野を目指す」
位しか読んだことのない私が、
「兎の目」「太陽の子」と次々に。
しかし、彼の願いとは反対に世の中は
益々殺伐とした方向に変化し、
バブル崩壊と共に更に競争が激化し、
格差が拡大してしまった。
灰谷氏は私の生き方にに大きな影響を
与えた一人でもあり
子育て中の私にとって、
親父に続き大切な存在を失ってしまった気がする。

これからこの国は何処へ行ってしまうのか
日本人の優しさや、古き良き文化と共に
灰谷氏の存在も忘れ去られていってしまうのか?
日本の大きな魂の柱みたいなものを
失った気がする。

2006年12月5日

☆ ☆ ☆

世界ふしぎ発見「笹森儀助
エキストラとして参加

2006年8月12日(土)放送
ナカラ川ロケ
豪雨の中撮影

西表ロケ
photo:ayuha
スタッフ

奄美空港にて
photo:yasuda
炎天下の奄美ロケ

奄美の印象と呟き


奄美は正に亜熱帯の島ハブに守られた島と言えそう。
木は伸び伸びと育ち海は青く自然に恵まれた島という印象

今回儀助役で奄美にまで足を運んだわけですが、
番組の主旨は判りませんが、儀助が現代の社会を見て
何を思い、何を考え、何をしたか?
そんなテーマなら嬉しいのですが、
世界的にも、国内でも、格差が広がりつつあります。
本当の平等や、本当の民主主義、本当の平和は、
返って遠のいているようにも感じられます。
豊かな物質文明の中で、心が置き去りにされているような気がします。
今の時代に、儀助が生まれ育ったとしても、
今の時代は、儀助のような人を受け入れないような気がします。
一人一人が、自分を大事にし、そして、他人も同じように尊重する
そんな、ふうに人間社会がなればと思います。

奄美でもう一つ引っ掛かっていたことが、あって
それは、島歌の裏声が、何か懐かしくて、
ずーと気に掛かっていたのですが、
先日、NHKの深夜番組で、古い歌を流していて、
本田路津子の歌声を久しぶりに聴き、
私が、懐かしく思っていたのが、彼女のあの澄んだ声だと気がついた。
彼女の声は、せせらぎのような、そよ風のような、清らかな歌声で、
人見知りの私が、唯一、貰ったサインの主でもある。
いつの日か再び、あの澄んだ声が聞ける日を待ちわびていたのだが、
すっかり、忘れてしまっていた。
ネット検索をしてみたら、彼女はゴスペラーとして、
賛美歌を歌っているとのこと
もう二度と彼女の生の歌声が聞けないのは残念だが、
彼女の歌によって、誰かの心が和むのならば、それも、
やむを得ないことかと思ったりしている。
ちなみに、私はフォークルのファンでもある。
「悲しくてやりきれない」や「イムジン川」は
私にとって、希望と勇気の源となっている。
本田路津子の「イムジン川」聞きたいのは
私だけの我が儘なのだろうか?
2006年8月11日
衣斐 継一


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